2016年度「伝産の学校」生徒募集!!
高岡の伝統産業に関わる事業社の団体である高岡伝統産業青年会では昨年度から広く一般に向けて高岡の伝統産業である高岡銅器、高岡漆器に関する勉強会『伝産の学校』を開催しております。今年度は美術や工芸に関わる大学生および専門学校生を対象に高岡の伝統産業はどのようなものか、四〇〇年に及ぶものづくりの歴史の奥深さを知っていただきたく、直接職人の工房への見学と共に、職業体験を開催する予定です。
以下に内容を記しますので、ぜひ参加について前向きにご検討いただきたく、よろしくお願い申し上げます。
「伝産の学校」の目的
学生にとってあまり身近ではない高岡の伝統産業の会社を、工場見学ツアーや職業体験を通じて身近に感じてもらい、将来的な就業先候補の一つとしてもらうことを目的としています。よろしければ、大学に勤務されていらっしゃる職員の皆様も学生と一緒にご参加いただきたく考えております。ものづくりの現場見学を兼ねてぜひご参加ください。
※本事業は学生に対して就業の斡旋を積極的に実施するものではありません。仮に就業の希望がある場合には各自、個別の企業との相談になります。
開催概要
開催日 2月24日(金)、2月25日(土)
募集人員 約15名
※学生および大学勤務の方を含む、応募多数の場合には抽選となります。
内容 24日(金)13時に新高岡駅へ集合し、ツアー形式の工場見学会を開催します。工場見学会が終了後、宿泊先であるほんまちの家に集合し、近隣のカフェで交流会を開催します。25日(土)は各企業での職業体験を朝から15時頃まで行い、実際の職人の工房を体験していただきます。終了は25日18時頃の予定です。職業体験の受入れ企業については、お申し込みいただいた後に追ってご連絡いたします。
参加費 参加費無料です。ただし食事代、交通費および個別に予約した宿泊費は自己負担となります。
宿泊先 ほんまちの家 honmachinoie.jp/
高岡市には古い街並みが現存しています。その中にある町屋をリノベーションしたゲストハウスでご宿泊いただきます。24、25日ともに1棟まるごと予約してあり、そちらに宿泊される方は宿泊費無料となります。(朝食、夕食、個室無し)
ゲストハウスという形式上、個室は無いため、そのような形での宿泊が難しい場合には個別で宿泊先をご予約いただいても問題ありません。
その他の近隣ビジネスホテル
角久旅館 TEL 0766-22-0354
アパホテル高岡丸の内 TEL 0766-27-2111
ホテルニューオータニ高岡 TEL 0766-26-1111
スケジュール(予定)
2月24日(金)
13:00 新高岡駅 集合、オリエンテーション
13:30 工場見学会 開始 (1コース3社程度を予定)
17:00 工場見学会 終了
18:00 ほんまちの家 集合
19:00 交流会(近くのカフェで行います。)
2月25日(土)
7:30 出発(職業体験先の代表が迎えに行く予定です。)
8:00 各企業へ集合、企業での職業体験
15:00 職業体験 終了予定
16:00 各企業での職業体験を発表し体験したことを共有
18:00 解散
※24日(金)に引き続き、25日(土)もほんまちの家に宿泊が可能です。
申し込み方法
下記の参加申込書へ必要事項を記載の上、メールまたはFAXにてお申込みください。
メールアドレス: r-seo@seo-mill.com FAX 0766‐22‐6792
申込締め切り
平成29年1月20日(金) 17時まで
※応募多数の場合、締め切りが早まることがあります。
「伝産の学校」お問い合わせ
高岡伝統産業青年会 販路開拓委員会 担当:瀬尾
Tel: 090-7733-9326
Mail: r-seo@seo-mill.com
高岡の伝統産業と高岡伝統産業青年会とは
富山県第2の都市である高岡市は富山県西側の中心的かつ伝統産業が盛んな都市となります。高岡市の銅器や漆器の伝統産業は、約400年余りの歴史があり、慶長16年(西暦1611年)加賀藩初代藩主、前田利長公が高岡への入城の際、城下町の繁栄をはかるため産業政策の一環として漆器と銅器の職人を市中心部に移住させ町の振興を図りました。高岡銅器は高岡市金屋町に七人の鋳物師を招き、工場五棟を建てたことが始まりとなります。
そして高岡伝統産業青年会は、高岡市で伝統産業に従事する有志により約40年以上前に創立した団体です。以来、高岡の伝統産業の発展と振興を目的として継続的に様々な活動を行ってきました。近年ではツアー型工場見学イベント『高岡クラフツーリズモ』や東京でのPRイベント『くらしにいきる伝統のかほり展』や全国各地でのワークショップを開催するなど、県内外で積極的な発信と活動を行っています。