「プロレス × 伝統工芸」で職人の技を全国へPR!“冥土 in 高岡”な工芸若手職人衆と覆面レスラー&ラジオプロデューサーがタッグチームを組んで“凶器”を共同開発!
「プロレス × 伝統工芸」で職人の技を全国へPR!“冥土 in 高岡”な工芸若手職人衆と覆面レスラー、ラジオプロデューサーがタッグチームを組んで“凶器”を共同開発!
富山県高岡市で400年以上続く、鋳物・漆芸による伝統産業。古くは鍋や釜から始まり、武具の装飾・美術工芸・近代では仏具の製造など時代ごとにカタチを変え、現代まで続いてきました。真鍮・鉄・錫などの金属加工を専門とする職人や漆芸の職人、そしてそれらを全国へ販売する地元の問屋メーカーなど約40名が加盟する若手組合「高岡伝統産業青年会(以下伝産)」が、10年続く工場・工房見学ツアー「高岡クラフツーリズモ」を異業種からのゲストを招いたweb配信番組として、全国のお茶の間からお楽しみいただけるコンテンツに!
第4弾となる今回は、新潟で金型メーカーの代表も務める覆面レスラー スーパー・ササダンゴ・マシン氏と高岡市出身のTBSラジオプロデューサー橋本吉史氏を迎え「プロレス × 伝統工芸」での新しい発想からのモノづくりを共同企画・開発し、その様子を3月27日(日)より順次Youtubeで公開‼︎
高岡の伝統工芸を共に盛り上げる「冥土おこし協力隊」と「牽引者」に任命!
試合開始前恒例のプロレスラー同士の「煽り」をプレゼンスタイルで行う「煽りパワポ」で有名なスーパー・ササダンゴ・マシン氏は、新潟県で金型メーカー・坂井精機株式会社の代表取締役社長も務めており、中小企業に向けた講演会なども行う。伝産会員と同じく地方都市で製造業を営む同氏を、地域おこし協力隊ならぬ「冥土おこし協力隊」に任命。そして高岡市出身で、地元富山県や高岡市の魅力をラジオでも伝え続けているTBSラジオプロデューサー橋本氏を高岡市の伝統工芸の新しい可能性を牽引していく「牽引者」として任命!
「プロレス × 伝統工芸 」の異業種コラボレーションによる二人の視点を通して、仏具製造シェアNo.1でありながらも、販売先となる寺院数の減少や発信力不足など、さまざまな課題を抱える高岡市の伝統工芸の新たな価値を発掘することを目指す!
高岡クラフツーリズモで高岡の代表的な技術である鋳造、着色、彫金、蒔絵の職人技を見学
高岡クラフツーリズモ当日は、伝産会員企業の4つの工房・工場で高岡を代表する技術である鋳造、着色、彫金、蒔絵などの技術とモノづくりの過程を見学。見学した技術以外にも高岡の職人によって手掛けられた商品を各企業から紹介!
全ての見学を終えたあとの企画・開発会議では、スーパー・ササダンゴ・マシン氏と橋本氏より得意技のSWOT分析による高岡の伝統産業をどう盛り上げていくかをテーマにしたプレゼンテーションが職人に向けて行われました。職人からは「その着眼点は今までになく、全く発想したことがなかった」、「ぜひ取り組んでみたい!」と大盛り上がり‼︎
概念を刷新!職人の技を使ってプロレスのリング上で「対戦相手を冥土におくるための“凶器”」を企画・開発
一見、仏具のまちとプロレスは遠い存在のように思えますが、リングの上では「相手を冥土に送る(ノックアウトさせる)」のがプロレスラーの仕事。仏具のまち高岡で作られた、あの世まで持っていきたくなる宝物を「冥土のお土産」としてPRしてきた伝産に対して、プロレスの定番アイテムでもある“凶器”を職人の技をあしらってつくろう!と提案!
覆面レスラー 兼 坂井精機株式会社 代表取締役社長 スーパー・ササダンゴ・マシン 氏「冥土おこし協力隊」としての抱負
同じものづくりの世界で生きている者としてやっぱり抱えている悩みは一緒だし、それに向かってみんなで連携して、団結しているのがすごい楽しそうで羨ましかったです。僕はプロレスラーとしてタレント活動をしていますが、やっぱり本業の金型メーカーとしては発信力不足を感じ、本業の部分をみんなに伝えられていないな、というのは常にあります。そういう意味で今回の任命はとても刺激になり、新潟でもこういう活動を逆にやっていかなきゃいけないんだなと感じました。本取り組みを通して、プロレス界と高岡の伝統工芸のパイプができ、そして新潟のものづくりと高岡の伝統工芸とのパイプもできました。冥土おこし協力隊として、この繋がりを太くしていきたいと思います。
TBSラジオプロデューサー 橋本吉史 氏 高岡の伝統産業 「牽引者」としての抱負
出身地なので、特別な街という意識がなく高校まで育った土地、高岡。でも住宅地のひとつドアを入ると、こんなにも世界に通用する高すぎる技術力の伝統産業がゴロゴロと存在し続けているとは!
これを知った途端にこの街はポテンシャルの塊だと確信し、職人たちの仕事を間近で見てあらためてリスペクトしました。高岡伝産メンバーの持っている仲良く楽しい素敵なバイブス、PRキービジュアルのポップなデザインも魅力で、このムードを新しいブランドとしてさらに皆さんに知ってもらいたい。
高岡のプロダクトを知れば知るほど、もっと発信できるキッカケみたいなものがまだまだあり、ラジオプロデューサーである僕のできることのなかで1つ1つ実現させていきたいと思っています。
高岡クラフツーリズモTV伝産MM号はこれまで3組のゲストを配信中!
第1弾「町工場で創ろうぜ!富山県最古の酒蔵の県内最年少杜氏と考える、お酒と工芸の新接点とは?」(ゲスト:林酒造場 林秀樹 氏)
第2弾「とどけ、僕らのKAYOIBAKO!アニメ×伝統工芸!どんどん銅器も、どんと行こう!!」(ゲスト:(株)P.A.WORKS 取締役・プロデューサー 相馬 紹二 氏)
第3弾「フリースタイル工場行脚!?いつだって片想いの僧侶(アイツ)に会いたい」(ゲスト:フリースタイルな僧侶たち 編集長 稲田 ズイキ 氏、フリースタイルな僧侶たち 編集 秦 正顕 氏 )
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