鋳造
高岡銅器における「鋳造」は、ブロンズ(青銅)・真鍮(黄銅)を主とした金属を溶解炉で熱をかけ、溶かし、型枠に流し込むことを指す。高岡銅器の製造する際に、最初に形を作り出す工程になる。
>>多い時は、型を1日で100個以上も!
鋳型込め
原型師が作製した原型を型枠で囲った鋳物砂の中に入れて型取りを行い、後に鋳物となるその原型があった空洞部分を作り出す作業。
>>炎の色で、温度を管理!
溶解
鋳造炉の中に、精錬された金属の塊を入れ熱をかけて金属の融点以上に温度を上げて固体から液体にする。その際に、不純物を取り除きより純度の高いものに出来るかが職人技。
>>命を吹き込む、神聖な作業!
鋳込み
溶解された金属を、鋳型の中に流し込む作業。湿度・室温などを考慮して、温度等を調整された金属を流し込んでいく。知識と経験が必要になる。